用語集

イノシトールとは?

生活習慣病にも効く多機能なビタミン

イノシトールは当初はビタミンBの仲間と考えられていましたが、多くの生物の生体内に確認されたことでビタミン様物質になった物質です。効果はコレステロールに働きかけて脂肪肝を防止したり、神経機能を正常に保つなど様々な効果があります。

 

イノシトールの働き

イノシトールは様々な効果があります。まずコレステロールや脂肪の流れを改善し、肝臓に蓄積しないようにする働きで、この効果から「抗脂肪肝ビタミン」ともよばれます。脂肪肝や動脈硬化を予防できるので、脂肪分の多い食事をしてしまっている人にはオススメです。

次に頭髪の健康を保つ働きです。イノシトールは神経細胞に栄養を届ける働きがあり、神経細胞が正常に働くことで頭皮の健康の情報が伝達され、抜け毛や湿疹などの頭髪のトラブルを予防することができます。

3つめに神経機能を正常に保つ働きです。神経細胞に栄養届けるほかにも正常に保つ働きもあるので、パニック障害や強迫性障害、うつ病の治療に有効性が示されています。

ダイエットや生活習慣病の予防から様々な疾病の治療に広く効果を示します。

 

不足による影響

イノシトールが不足すると生活習慣病、特に脂肪肝になる可能性が上がること、抜け毛などの頭髪に関係するトラブルが起こることが挙げられます。

 

過剰摂取の影響

水溶性なので過剰に摂取しても蓄積されずに体外に排出されます。しかし一度に大量に摂取すると吐き気や目眩、頭痛などの症状が出ることもあるので、必要な量以上に摂取するのは控えた方がいいでしょう。

参考リンク

イノシトール(wikipedia)

イノシトールとは(イノシトール効果辞典)

わかさの秘密-イノシトール(わかさ生活)