ミネラルウォーター

海外ミネラルウォーターのシェア

日本で販売されているミネラルウォーターの多くは国産の商品が多いですが、海外のミネラルウォーターも近年はスーパーやコンビニなどでも見られる様になりました。
これは、国産のミネラルウォーターは軟水が多いと言う点で、海外のミネラルウォーターに多い硬水を求めている人が増えてきている影響が考えられます。

海外セレブなどが美容やダイエットのために硬水のミネラルウォーターを紹介するなど、デトックス効果や便通を良くする効果などで買い求める日本の女性も増えてきています。
今や、店頭だけでなくネット販売もされているので、ドイツやイタリアなどでしか売っていないようなミネラルウォーターも簡単に手に入れる事ができるようになっているという点も、人気が出た理由かもしれません。

いずれにせよ、軟水に慣れ親しんで育ってきている日本人が敢えて海外のミネラルウォーターを、水としてよりはソフトドリンクに近い扱いで飲んでいる様子は伺う事ができます。
では日本でシェアを占めている海外のミネラルウォーターと言えば何でしょうか?

先ず、聞いたことが無いという人はいないであろう「ボルヴィック」が挙げられます。
フランス生まれのミネラルウォーターで、海外の水であるにも関わらず日本人の口に合った軟水です。
日本の水と殆ど変わらない口当たりとまろやかさで人気となり、長年愛飲している方も多いよう。
ボルヴィックは日本だけでなく、世界各国での認知度も高いミネラルウォーターです。

ボルヴィックと同じくらいシェアされているのが「エビアン」でしょう。
こちらもやはりフランス生まれのミネラルウォーターで、硬水ですが苦みや重さの感じないスッキリとした飲み口でありながら、やや硬水の特徴を醸し出しているといったところが人気になっているようです。

もう一つ、隠れたファンの多い「ペリエ」は、炭酸入りのミネラルウォーターでは一番のシェアを占めています。
元々日本ではまだ殆ど炭酸水なるものが販売されていなかった頃から既にフランス料理店などでは置かれていたほど、日本での歴史は意外と古いのです。