大分県日田盆地は日本三大美林に選ばれる程の美しさを誇る地域です。美しい自然の中で育まれた日田天領水は活性化炭素を含んでいることが最大の特徴です。愛飲者も多く、まろやかな飲み口とのどごしの良さが魅力と言えるでしょう。
日田天領水発見のきっかけはウナギ?
日田天領水の原水は、淡水魚(ウナギなど)の養殖を目的としてくみ上げていた深井戸です。ウナギの育ちが良く、さらに殺菌や滅菌などをしなくてもそのまま飲めたことが水質検査でわかり、多くの人が飲用水として利用しはじめたのがきっかけでした。
そしてそのおいしさは口コミで広く伝わるようになり、いつしか日田天領水の水は遠方から「送ってくれませんか?」という問い合わせが来るほどの人気となります。
しかしどうしてここまでおいしいのか?実は水質検査や一般的な成分分析を行っても答えは出ませんでした。ですが先ごろ九州大学の白畑教授が、日田天領水はドイツのノルデナウ水、メキシコのトラコテ水と近似性があることを発見。その結果、過酸化水素、スーパーオキシドラジカルといった活性化酸素種との関係に気付き、日田天領水はいつしか天然活性水素水と呼ばれるようになりました。
おいしさの秘密は天然のろ過フィルター
日田天領水のおいしさやミネラルの秘密は、その特徴的な地質が織りなす天然のろ過フィルターにあります。火砕流が積み重なったり、河川が浸食拡大をしていく内に作り出された天然のフィルターがお水にミネラルを与え、おいしさを生み出しています。
日田天領水の味にはファンも多く、「まろやかで体に優しい味です」といった声が多数寄せられています。その声の通り、スーッとした飲み口で、さらにのどごしもとても素晴らしいです。
ミネラルも豊富に含まれています。カルシウムは9.6mg/L、マグネシウムは1.9mg/L、カリウムは8.4mg/Lでナトリウムは22.0mg/Lです。硬度は約32mg/Lの軟水。pH値が約8.3のアルカリ性です。
安心と安全をしっかりアピール
地域によっては安全性が懸念される放射能汚染ですが、日田天領水は地下深くからくみ上げる地下水であるため、福島第一原子力発電所の事故直後からまだ一度も放射能の検出はありません。しかしながらメーカーでは安心・安全への配慮からか、ホームページ上でしっかりと放射能分析試験結果報告書を掲載しています。
こうした取り組みは、消費者にとって非常に安心できるものですよね。