人間の身体というのは、その60%以上が水分で構成されています。
ですから、水分が体内から失われると命に関わりますし、反対に水分が多過ぎても体調が悪くなってしまうこともあるため良くありません。
水分補給というのは、それだけ大切なことだと言われています。
特に夏になると体内の水分量が減って脱水症状を起こしやすくなるため、積極的な水分補給が勧められているのです。
ですが、せっかく水分を摂取するように心がけてみても、効率よく水分を摂取しなくては体内に吸収されないのです。
では実際に、どのようなことに気を付けて水分を摂取すれば効率よく体内に吸収されていくのでしょうか?
ここでは、人間の身体に効率よく水分を摂りいれられる吸収効率の良い水の摂り方についてお伝えしていきます。
私たちが毎日摂取する水分の多くは、飲用水と食品に含まれる水分が中心となります。
これらは口から摂取するため、食道を通って胃や腸などの消化器官に入っていきます。
この時、小腸や大腸といった腸内で水分が吸収されているのです。
そう考えると、せっかく身体に摂りいれた水分ですからしっかり体内に吸収された方が良いと思いませんか?
どのような形で水分を摂取すれば、身体が効率よく水分を吸収してくれるのでしょうか?
私たち人間の身体に一番吸収されやすい水の状態は、常温で「軟水」の水が最適だと言われています。
軟水というのは、水の硬度が少ない数値の水のことです。
硬度というのは、水に含まれるミネラル成分の合計含有量を表す数値であり、数値が高いものを硬水、また少ないものを軟水と呼びます。
この軟水は、私たちの身体の水分に近い状態の水だと言われており、体内での吸収率が高いと言われているのです。
更に体内への吸収率を上げたい時には、軟水の水に「粗塩」などのミネラル成分が多い塩を少し入れると吸収率が上がると考えられています。
このような水を、一気に飲むのではなくゆっくり何回にも分けて飲む方がより吸収率が上がります。
あなたもぜひ、こちらの記事を参考にして効率よく水分を摂ってみませんか?