ヨーロッパではなんでも高く感じる?
ヨーロッパ旅行に出かけると、なんとなく毎日お金がかかる気がするかもしれません。いろいろ安く済ませる方法はあるものの、ホテル代も全体的に高いですし、チップなどもかかるので旅行資金には余裕をもたせたいところ。日本より高く感じる要因の一つは、高い消費税にあります。高福祉を目指す北欧は軒並み消費税が20%以上。スウェーデンではなんと25パーセントもかかります。
ドイツでも19%の消費税ですから、外食一つ高くなるのは当たり前ですね。
しかし、ドイツやフランスなどの場合、食料品や書籍は軽減税率で消費税が安いのも当然のところ。特にドイツでは生鮮食品ならば消費税が6%なので比較的安く買えます。
従って、日本で買うよりも安い!と感じる食材も豊富にあります。
ぜひ買って食べたい食材〜スーパー編〜
まず、日本に比べてお肉の消費量が多いヨーロッパでは、全般的に豚肉などが安め。自国で生産しているので、肉類の中では一番豚肉が安価です。部位もさまざまですし、スペインではイベリコ豚の生ハムなど、高級品に手が届きます。お肉屋さんでは味見もさせてもらえるのでお気に入りの生ハムを選びたいですね。
また、酪農国も多いためチーズなどの乳製品も日本に比べて断然お得!チーズもモッツァレラチーズのようなナチュラルチーズから、オランダのゴーダチーズやスイスのラクレットなどのハードタイプもおすすめ。ハーブ入りやチリ入りなど日本では見かけない珍しいものも豊富です。チーズに関してはほぼハズレがないので、ご当地チーズを満喫しましょう。
乳製品の種類は豊富で、ヨーグルトはさまざまな味があります。日本のようにプレーンなものよりもいちご味やバナナ味といった果物のフレーバーがついているものが沢山。最近では中東企業の進出も加速していてギリシャヨーグルトに似た濃厚ヨーグルトが流行っています。飲むヨーグルトも同様で、日本よりもいろんな味のものが販売されています。
現地の人は1リットルパックを購入して、直接のどに流し込んでいる人も多数。日本よりも乳製品の諸費は多いので、ヨーロッパに行ったら乳製品コーナーは一度のぞいてみてください。
ぜひ買って食べたい食材〜ドリンク・お菓子編〜
お肉やチーズといったものは、日本に持って帰ることが難しいのが難点。その点、お茶やお菓子といったものはお土産にもしやすいので便利ですよね。ドリンクでお土産にしたいのがハーブティー。日本では輸入品は出回っていますが、実はヨーロッパから来ているものが結構あります。つまり、日本では関税や輸送費がかかっている分高くなっているハーブティーがお手軽価格で買えるというわけです。
ドラッグストアなどでは効能別に商品も売られていて、ハーブの名前が英語表記されていればだいたい分かるがありがたいです。
そして、外せないのがチョコレート!ヨーロッパでは良質な乳製品がとれるためスーパーのチョコレートもかなりレベルが高いです。ただし、日本のものより溶けやすいので要注意。
寒い冬はホットドリンクにすることも多く、パウダータイプのチョコレートドリンクも市販されています。
世界的に展開しているネスレのシリーズやオランダのバンホーテンのココアなんかがおすすめ。ホットココアの味は、甘めのものが多いので満腹感も高めです。
おわりに
ちなみに、調味料も安くて面白そうなものが結構見つかりますが、加工品に関しては日本のものの方が断然美味しいです。
もし調味料をお土産にするのだったらオリーブオイルなど自然に近いものが良いでしょう。イタリアやギリシャでは良質のオリーブがとれるので、オイルの質も高くてスーパーのものでも十分美味しいと感じます。
せっかくヨーロッパに滞在するなら、日本よりお得なものをたっぷり楽しんでみてください。