私たち人間が生きていくのに欠かせないものって一体何なのでしょうか?
それは水です。
私たち人間は身体の60%が水分で構成されています。
ですから、水がなくなってしまうと生命の維持が危うくなる程、私たちにとっては水がとても重要なものなのです。
昔は川から水を汲んで来たり、井戸を掘って井戸水を汲んだりすることで生活用水を確保していました。
しかし、その苦労を解消するために日本全国に整備され、各家庭に供給されるようになったのが水道です。
水道水が全国に供給されるようになったことで、料理や洗濯、トイレやお風呂などの日常生活に水道水は欠かせないものになりました。
その一方で、問題とされているのが水道水に必ず含まれている塩素です。
塩素は、水道法という法律によって殺菌のために必ず使用されている薬品ですが、その元であるトリハロメタンは発がん物質です。
微量なら問題のない塩素ですが、毎日使用していくことで身体に蓄積されていきます。
そうすることで腸内のバランスが崩れたりするなど健康にも悪影響を及ぼす可能性があるというのです。
そして何よりも、水道水は塩素独特の臭みにより「まずい」という印象があります。
毎日飲む水ですから、健康に悪影響のないおいしい水を飲みたいものですね。
そこでここでは、まずい水道水をおいしく飲むことができる方法をお伝えしていきます。
まずい水道水をおいしくするには、いかに塩素を水道水から抜くことができるかということがカギになります。
ですから、水道水から塩素を抜く方法をお伝えしてきましょう。
一番簡単な方法は、一晩汲み置きをする方法です。
塩素は空気に触れるとすぐに揮発するものなので、汲み置きして置いておくだけでも塩素除去ができます。
一晩待てない!という人は、ペットボトルに入れて数分間振るという方法です。
塩素は撹拌するとさらに揮発速度が速まるので、すぐにおいしい水が飲めますよ。
また、やかんに入れて5分程煮沸するというのも効果的です。
ここでの内容を参考にして、まずい水道水をおいしく飲んでみてくださいね。
ただし、塩素除去した水は雑菌が繁殖しやすい状態になっているので、早めに飲むように心がけておきましょう。