水分補給は健康に欠かせない要素の一つですが、水には味がないため1日の必要量が摂取できない方も多いのではないでしょうか?そんな時にフレーバーウォーターは便利です。味のない水に風味を付ければ、飲みやすくすることが可能で、砂糖を加えなければジュースよりもカロリーが低いので、美容と健康に気遣う人に適しています!
ここでは、美容や健康に効果のあるフレーバーウォーターの作り方を説明します。
フレーバーウォーターとは
フルーツや野菜、ハーブなどを加えて風味を付けた飲み物を指します。ミランダ・カーをはじめとする海外セレブの間で流行し、日本ではInstagramをきっかけに話題となっています。通常のジュースと比べて味付けは薄く、ミネラルウォーターとソフトドリンクの中間的な存在です。フレーバーウォーターには2種類あり、砂糖を使用していないものと、コーディアル(蜂蜜などにフルーツやハーブを漬けて作るシロップ)を使ったものに分かれます。
フレーバーウォーターの効果
使う食材の種類によって見込める効果が異なります。例えば美容効果を期待するのであれば、美肌やアンチエイジングに繋がる食材をフレーバーウォーターを作る時に使う形となります。
キュウリとレモンのフレーバーウォーター
起床後の一杯におすすめです。皮ごと使う食材は、皮の表面を念入りに洗うようにしましょう。特にレモンには農薬やワックスが付いているので、重曹を使うのがおすすめです。
- キュウリ:1本
- レモン:1~2枚
- ミント:1茎
- ミネラルウォーター:800ml
- ピーラーを使って薄く剥いたキュウリと輪切りにしたレモンを容器に入れ、ミネラルウォーターを加えれば出来上がりです。
キュウリ
この食材はフレーバーウォーターの代表とも言って良いほど使用頻度が高いです。キュウリはほとんど水分でできており、栄養素にカリウムを豊富に含んでいます。そのため、むくみや高血圧の改善が見込めます。夏に多い水分不足によるむくみは、水分補給が十分行われないため起きるものです。きゅうりは水分含有量が高いので、このように不要な水分を体が溜め込んでいる状態を改善するのに適しています。
レモン
どんな食材とも相性抜群のフルーツで、爽やかな味わいにしてくれます。レモンに含まれるクエン酸が、体内に蓄積された老廃物を包んで吸収し排出を促す働きがあります。そのため、美容やダイエットの効果が期待できます。
ニンジンとショウガのフレーバーウォーター
お風呂から上がった後に湯冷めしないよう、体の内側から温めます。ニンジンは女性に嬉しい食材の一つで、肌荒れやシミに効果があるとされています。
- ニンジン:5本
- ショウガ:小さじ1~2
- レモン:2~3枚
- ミネラルウォーター:800ml
- ミキサーなどですりおろしたニンジンとショウガをだし袋に入れます。
- 容器にだし袋と輪切りにしたレモンを入れ、ミネラルウォーターを注げば出来上がりです。
ニンジン
この食材にはβカロテンがたっぷり含まれています。この成分から変化したビタミンAには、皮膚などを丈夫にする作用があるため、肌の乾燥や肌荒れを改善する効果が見込めます。さらに、βカロテンは紫外線で発生した活性酸素を除去する働きがあるので、シミなどの原因となるメラニン色素の発生を抑える働きもあります。
ショウガ
この食材に含まれるガラノラクトンなどの成分には、冷えで縮こまった血管を広げる作用があります。従って、血行が良くなり、血行不良からくる冷え性や肩こりを改善する効果が見込めます。ショウガの辛味成分「ショウガオール」などには抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く働きがあるとされています。活性酸素が体内で必要以上に作られると、細胞が正常に働かなくなるため、老化や病気の原因に繋がります。
まとめ
フレーバーウォーターは水と比べて飲みやすい上に、使う食材を選ぶことで異なる効果を得ることができます。スーパーやコンビニなどでも購入することはできますが、添加物を考えると自分で作った方が安心できますし、コスパも抑えられます。食材を切って水に加えれば簡単に出来るので、この機会にフレーバーウォーターを作ってみてはいかがでしょうか?