水と美容

体の内側からきれいになろう!美容のための水の飲み方

体の内側からきれいになろう!美容のための水の飲み方

最近では、美容のために水を飲んでいるという人が増えてきています。肌を外側からケアしてあげることも大切ですが、内側からのケアも同時に行っていくことで、さらなる効果が期待できます。
ここでは、美容と関係の深い水の飲み方について、説明していきたいと思います。

こんな飲み方をしていませんか?

水を飲むことが美容に良いという理由は知っているけれど、飲み方については詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
とにかく肌に良いなら飲んでおけば良いという考えで、適当に飲んでいる方も多いかと思います。ですが、正しい飲み方をしなくては、水の本当の力を発揮させることができなくなってしまいます。

  • 冷えていた方が美味しいから、冷えた水を飲んでいる
  • 運動後や喉が乾いた時に、500ミリリットルや1リットルを一気に飲んでいる
  • とにかくたくさん飲んだほうが良いと思うから、3リットル以上飲んでいる
  • 毎日水道水を飲んでいる

上記のような水の飲み方をしている方は、せっかくミネラルウォーターを飲んでいてもあまり効果が発揮されずに、無駄になっている可能性があります。
以下のように飲み方を改めることで、さらに美容の効果を高めていくことができます。

美肌をつくるための水の飲み方はこれ!

美肌をつくっていくためには、以下のポイントを抑えて水を飲むことが大切になります。

  1. 冷えた水ではなく常温の水を飲むこと
  2. 一気にたくさん飲むのではなく、コップ1杯程度で数回に分けて飲むこと
  3. 飲む水の量は、1日に1.5リットル~2リットルの範囲にすること
  4. できれば水道水よりもミネラルウォーターを購入すること

ポイントに注意して飲むことで、水が身体に効率よく働きかけることができるようになります。
水が美容に良いなら、「たくさんまとめて飲んだら良いんじゃない?!」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、身体に良いからといってたくさん飲んだほうが良いというものでもありません。

水道水はダメ?

水道水が絶対にダメというわけではありませんが、美容のことを考えるのであればやはりミネラルウォーターがおすすめです。
日本の水道水は他の国に比べて安全な水だと言えますが、残留塩素が少なからず含まれています。この残留塩素は、ビタミンを破壊したり、肌の保湿力を低下させたり、タンパク質を酸化させてしまいます。

水道水を飲んだからといってすぐに上記のような状態になるわけではなく、ある程度の濃度を超えた場合に、刺激を受けやすい肌へと変化してしまいます。
少しでもそのような可能性があるということなら、水道水ではなくミネラルウォーターを飲むようにしたいですね。

美容に気を遣うなら、おすすめの水は・・・

水には、軟水・硬水・炭酸水・水素水などの種類があります。これらの種類の中でも、特に美容に向いている水があります。
ダイエット目的を除けば硬水や水素水よりも、炭酸水や軟水がおすすめです。

炭酸水を飲むことで血管を広げる作用が働くため、血行が良くなり肌にしっかりと酸素と栄養が行き渡ることができ、細胞の生まれ変わりを促進する効果が得られます。肌が生まれ変わることで、ハリやツヤを取り戻すことができる他、健康的な肌にしていくことが可能になります。
また、炭酸水で洗顔すると、肌の汚れや古い角質を取り除いてくれるという働きがあります。肌のくすみや黒ずみなども除去してくれるため、ワントーン肌を明るくする効果も期待できるのです。

軟水は、身体への負担が少なく、吸収率が高いという特徴があります。体内に蓄積されている老廃物を排出していく働きがあるため、ニキビ予防やむくみ解消などへの効果も同時に期待できます。角質を柔らかくするという働きもあるため、乾燥肌の方にもおすすめできます。

おわりに

「何でも良いから水を飲めばいい」ということではなく、飲み方や量などに注意する必要があります。水と美容の関係は非常に深いため、外側からのケアと同時に内側からのケアも行ってあげることで、肌は生き生きと輝き出します。
70%が水分と言われている私達の身体は、意識して水を正しく飲むようにしてみるだけでも変化が見られます。